なぜだろう、最近人の話が耳に入らない。というより、最近人からいい話を聞いても、心から喜べる事が少ない。恐らく、心が病んでいるせいだろう。人が結婚したとか、子供が生まれるという話を聞いても、なぜか心のそこから喜べない。いや、喜ぼうとしているのだが、自分だけが何故か時代に取り残されている気がして、虚無感に襲われる。その為、素直に喜べない。35歳にして未婚独身、彼女無し。別に取り立てて不細工でもない。人付き合いも悪くない。でも、何故か友達がいない。この情報化社会の現代において、全くメールが来ない日が何日もある。これは、信じられないくらい、疎外感を感じる。いや、その結果を招いているのは自分のせいなのかもしれない。本人にその自覚は一切ないのだが…。そう考えると、次第に自分の今の状況が嫌になる。こうやって、人は自分の殻に閉じこもるんだろう。そう思うと、だんだん自分が嫌になる。これを続けると、又精神が不安定になる。彼女に振られた26歳の頃のように…、死んでしまいたくなるあの頃に…。
自分は、必要なんだろうか?何で生きているのか?